アメリカとイランによる長時間に及ぶ停戦協議は合意に至りませんでした。バンス副大統領はイランが条件を受け入れなかったと主張し、帰国の途につきました。
■米イラン停戦協議 合意に至らず
アメリカ バンス副大統領
「合意に至ることなく我々は米国に戻る」
軍事衝突後、初めて行われたアメリカとイランの直接協議は合意に至りませんでした。
この会見の直後、バンス副大統領は親指を立て、手を振りながら飛行機に乗り込み帰国の途につきました。
仲介国パキスタンで行われた戦闘終結に向けた協議は日本時間の11日夜から始まり、休憩を挟みながら約14時間にも及んでいました。
アメリカ政府高官などによりますと、協議にはバンス副大統領らアメリカの代表団のほか、イランからはガリバフ国会議長とアラグチ外相ら交渉団、さらに仲介国パキスタンも参加し、三者協議の形で対面で行われたということです。
アメリカ バンス副大統領
「我々は彼らが核兵器保有を目指さないこと、短期間でそれを可能にするツールを得ないこと、絶対に受け入れられない部分でもあり、我々が達成しようとしてきたことだ。『レッドライン』が何であるか、譲歩の用意がある点、ない点を明確に伝えた。彼らは私たちが示した条件を受け入れないという選択をした」
さらに、バンス副大統領は協議の最中、何度もトランプ大統領と電話で連絡を取っていたことも明らかにしました。そのトランプ大統領は協議中、記者団の取材に応じて協議の行方についてこう語っていました。
アメリカ トランプ大統領
「合意しようがしまいがどうでもいい。なぜかというと我々は勝利したからだ」
バンス副大統領はアメリカ側の提案は最終的かつ最善の案とし、イラン側が受け入れるか様子を見るとしています。
一方、イラン政府は「意見の相違点は残っているが交渉は続く」とし、仲介国のパキスタンの提案で12日も協議は再開すると発表していました。しかし、2日目の交渉は行われませんでした。
イランのタスニム通信は、アメリカが過度な要求を突き付け、合意を妨げたとしたうえで、ホルムズ海峡の問題が深刻な意見の隔たりの1つだと伝えています。
そのホルムズ海峡では次への動きが始まっています。アメリカ軍は、事実上の封鎖状態にあるホルムズ海峡で機雷掃海に向けた準備作業を始めたと発表しました。イランの革命防衛隊が敷設した機雷を完全に除去する任務の一環として、2隻のミサイル駆逐艦がホルムズ海峡を通過したということです。
これに対し、イランの革命防衛隊は強く反発。メディアを通じて、軍艦による海峡通過の試みは断固として対処すると警告しました。一方で、民間の船舶については、特定の条件のもとでのみ航行を認めるとしています。
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