金正恩総書記に「会いたい」という高市総理大臣からの“ラブコール”。北朝鮮側の答えは「会う意向はない」というものでした。
■「会う意向ない」北朝鮮の真意は
金総書記の妹・金与正(ヨジョン)氏の談話(23日)
「日本の首相が平壌に来るのを見たくない」
しかし…。
コリア・レポート 辺真一編集長
「これは裏を返しますと『高市総理が平壌に来る日を見たい』というふうに聞こえなくもない」
日本の対応次第では首脳会談に向け、事態が動く可能性もあるというのです。
日本の国会にあたる最高人民会議で国家元首に再任した金正恩総書記。施政方針演説で強調したのは「核」についてでした。
金正恩総書記
「核保有国の地位を絶対に後退させず強固に固める」
そんな正恩氏と直接会いたいと、日朝首脳会談に意欲を示す高市総理。
高市総理
「私自身が金正恩氏と直接会う、その気持ちが非常に強い」
しかし、この発言に金正恩総書記の“代理人”とも言われる妹の金与正氏が反応しました。
金総書記の妹・金与正氏の談話(23日)
「日本が望むからといって実現する問題ではない」
拉致問題を前提とした会談には応じないというのです。
金総書記の妹・金与正氏の談話(23日)
「日本の首相が平壌に来るのを見たくない」
コリア・レポート 辺真一編集長
「妹の金与正氏が高市総理の発言に即座に反応した。非常に異例のことだ思う。逆の意味に受け止めるべき。すなわち条件次第によっては(北朝鮮側は)会う用意があるということ。北朝鮮はやはり日本と首脳会談をやって関係正常化させて日本から北朝鮮は莫大(ばくだい)な戦後賠償という名の経済協力を仰ぎたい」
専門家は、日本の対応次第では首脳会談に向け事態が動く可能性もあると指摘します。
コリア・レポート 辺真一編集長
「拉致問題解決が第一の目的であっても会談の場所がセットされなければ持ち出しようがない。首脳会談のためにどういう手を、工夫を凝らすかというのは、これはまさに日本側に突き付けられた課題だと思う」
24日、木原官房長官は妹の「会う意向はない」という談話について直接の言及を避けたうえで「高市総理は金総書記と正面から向き合う覚悟を持っている」とコメントしています。
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