アメリカで移民の取り締まりを巡って男性が射殺された事件を受けて、トランプ大統領は対立する州知事と電話で協議するなど、事態の沈静化を図っています。
ホワイトハウス レビット報道官
「トランプ大統領は抗議活動や混乱が終わることを望み求めている。知事との電話でミネソタ州での法と秩序を回復する明確な道筋を示した」
ミネソタ州のミネアポリスで24日、移民を取り締まる連邦政府の捜査官が抗議活動中だったとみられる男性を射殺しました。
アメリカメディアが当時の映像を検証した結果、捜査官は男性から銃のようなものを取り上げた後で発砲していて、正当防衛だったとする当局の説明との矛盾が指摘され、与党・共和党内でも懸念が強まっています。
トランプ大統領は26日、移民取り締まりを巡って激しく対立してきた民主党のウォルズ知事と電話で協議し、自身のSNSで「非常に良いやり取りで、同じような考え方を持っていると感じた」と投稿しました。
また、国境警備の責任者であるホーマン氏を現地に派遣し対応に当たらせる考えを示しました。
ホワイトハウスのレビット報道官は記者会見で「トランプ大統領は射殺事件の捜査を継続し、事実に基づいて解決したいと考えている」と述べました。
事態の鎮静化に向けトランプ大統領が軌道修正した背景には、当面の予算を確保するつなぎ予算が今月30日で期限を迎えるなか、野党・民主党との対立を避けたいとの思惑があるとみられます。
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