山城アナウンサー「突然ですが、こちらの武道をご存知でしょうか?身体に道と書いて…躰道(たいどう)と読みます。聞いたことがないという方も多いかもしれませんが、戸田さんは知っていますか?実はきょう、1月23日は1965年に躰道が武道として確立した「躰道の日」なのです。知る人ぞ知るその魅力に迫ります。
玉城真由佳アナウンサー「琉球大学の武道場です。気迫あふれる勇ましい気合が響いています」
跳んで、回って、ひねって。上下左右、空間を自由に使い、見る者を惹きつける武道、それが「躰道」です。国内の競技人口は3千人ほど。県内では創部21年目の琉大躰道部を中心に約40人が練習に汗を流しています。
学生 藤本統弥(ふじもと・とうや)さん「躰道が沖縄発祥と聞いたのでやってみようと思った」
そう、この躰道、発祥はここ沖縄です。県出身の空手家・祝嶺正献が1965年のきょう「平和な時代に必要な武道」として発表しました。
競技は大きく分けて3つ。空手の形にあたり、決められた動きで美しさや力強さを競う「法形」組み手にあたり、躰道の技を使って戦う「実戦」さらに主役を演じる1人がヒーローショーさながらに5人の脇役に技を繰り出していく「展開」があります。
琉大躰道部 田中勇悦 監督「沖縄は空手の県なので新しい武道の躰道が広がるには ハードルが高いところがある。やるたびに何か自分のため あるいは人のためになるような」そういう成果が 躰道にはあると思う」
長年、国内外で躰道の普及に尽力してきた田中勇悦監督、躰道の創始者・祝嶺の弟子でもあります。
琉大躰道部 田中勇悦監督「技を組み合わせると、順列組み合わせで無限大になる」「あるいはその人の得意な技を組み合わせれば」「もっと良い技が出てくる」
田中監督が魅力のひとつにあげるのが「その可能性」です。躰道の基本となる動きは5つ、1つ目は回る「旋」次に跳躍と落下の力を使う「運」体を倒す「変」ひねる「捻」そして転がる「転」この5つの基本を応用すれば誰もが「オリジナルの技を生み出せる」といいます。
そしてもう一人、部をまとめるのは琉大躰道部のOBでコーチの城間大賀さん。大学で躰道と出合い、その精神に心を奪われました。
躰道の魅力
琉大躰道部OB コーチ城間大賀さん「空手・柔道・剣道、いろんな武道があるが、その中で出てくるのは『心を鍛えよう』『体を鍛えよう』、護身という考えが多いと思うが、(躰道は)戦後に生まれた武道なので戦うことを好まないで」「社会でどうやって生きていくかを大事にして設計されている」
「創始者・祝嶺が目指したのは躰道を通した『社会に還元できる人材の育成』です」「現代でいうとPDCAサイクルとほとんど同じだが、躰道だと思考・判断・方法・結果・反省の5個たどる」
「例えば仕事だったら、どういうふうに向き合うか」「この方法でやろう、やってみた結果がどうだった」「それについてどういうところを改善すればよいか」「動きの中で考えながら判断する癖をつけていく」
強くなるためだけではなく「考え、判断し、行動し振り返る」躰道は自然とそう考える動きになっています。戦後に生まれ、社会で役立つ力を育てる「21世紀らしい武道」とうたいながらも。
玉城アナウンサーが城間コーチのけりを受けると!破壊力もばつぐんです!
田場梨央奈さん(大学1年)「(躰道は)学んでいく中で、自分のものにしていけるのが面白い。自分がやりたい躰道を知っていける選手になりたい」
稲用(いなもち)幾斗(いくと)さん「バク転やバク宙をして、技を出すのが自分の視点から見ていて、すごく楽しい景色。アクロバティックな動きで技を出して相手に当て倒せる人になりたい」
琉大躰道部監督 田中勇悦さん「沖縄発の新しい技をつくって、世界に広めていきたい、それを海外へよく指導に行くが、みんな待っていると思う」
琉大躰道部全員で「みんなで躰道やりましょう~!やー!」
山城アナウンサー「近年、躰道は『動きの格好良さ』から、ゲームやアニメキャラの動きにも参考にされることも多く、今、世界的にも注目されているそうです」
戸田アナウンサー「強くなるだけではなくて、社会で役立つ『思考力』が自然と身につくのが面白いと思いました」
山城アナウンサー「毎週木曜日には県立武道館で、土曜日には石嶺中学校の武道場で稽古をしているということです。興味のある方はご覧のところまでお問い合わせください」
「躰道」首里道場 毎週(木)県立武道館(土)石嶺中武道場 <問い合わせ> 090-2720-1997(田中先生)















































