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NATO(北大西洋条約機構)のルッテ事務総長がデンマーク自治領のグリーランドを含む北極圏の安全保障を巡り、「次の段階の対応を協議している」と明かしました。
NATO ルッテ事務総長
「まず最初に強調したいのは、すべての加盟国が北極圏の安全保障の重要性について認識を共有している。航路が開かれつつあるなかで、ロシアや中国がより活発に行動するリスクがあることを、私たちは認識している」
NATOのルッテ事務総長は12日、グリーンランド周辺に広がる北極海にあり、太平洋と大西洋を最短で結ぶ「北極海航路」を巡り、ロシアと中国が活動を活発化する懸念があると指摘しました。
そのうえで、アメリカを含めたNATO加盟国が北極圏の安全を集団として守るため、「次の段階の対応を協議している」と明かしました。
また、ルッテ事務総長はアメリカのトランプ大統領について、防衛費増額を加盟国に促した点を挙げて「NATOにとって正しいことをしている」とたたえました。
一方で、トランプ大統領は11日、グリーンランドについて「我々が手に入れなければ、ロシアか中国が取ることになる」と主張し、アメリカが所有権を獲得する意欲を改めて示しています。
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