今年も残すところあと3日。朝早くから各地でにぎわいをみせるなか、この季節ならではの絶景も姿を見せました。
■年末の風物詩“そば打ち音”
熊本城では年末恒例のすす払い。各地で新しい年を迎える準備が始まっています。
列島に響く年の瀬の音。広島県庄原市では、そば打ちの音です。年末まで忙しい日々が続くそば店。
一寸そば屋 吉光典子代表
「今年も良いそばだったなと思って、来年もまた食べにいこうという気になってもらえればうれしい」
「(Q.いい年を迎えて下さい)細く長く頑張ります」
一方、北九州市の餅店では人の代わりにロボットが働きます。
高石餅店 清藤貴博社長
「10秒かかっていたのが1秒になった。生産性がすごく向上して、数時間早く帰れるようになった」
秋田県の秋田犬会館でも大掃除が始まりますが…。人が掃除している最中、看板犬の銀ちゃんはお散歩に行きたいのでしょうか、この顔です。
秋田犬会館は29日が仕事納めだということです。
入念にマイクのチェックをして…、札幌市の市場ではせり納めです。
札幌みらい中央青果 山田勝利社長
「ばれいしょ、タマネギ大不作。来年が平和で穏やかな年に」
不作、そして物価高で終わっていく2025年。皆さん、どんなものを買っているのでしょうか。
■物価高の中…なに買った?
金沢の近江町市場では…。
買い物客
「今年はブリが高い。正月は1本買うが、今年は高くて切り身」
「エビ、エビ、甘えび」
「(Q.どんな正月を?)雪が降りゃ寝正月や」
1万円札が飛び交う名古屋市の市場。大きな発砲スチロールを抱えた一家が買ったものは…。
買い物客
「カニと刺し身、中トロを買いました。(カニは)足を3杯」
北へ行くと、人々が買うものも変わります。タコにアワビ。
「(Q.何を購入した?)タコとメカジキの昆布じめ」
「(Q.何を購入した?)ホッケとホタテとツブ貝。大みそかに家族で集まって食べます」
おせちには野菜も必須。
「(Q.何を作るの?)がめ煮を炊くのに。大根とレンコンは必須」
がめ煮とは筑前煮のことです。
来年はどんな年になるのか、29日は良い兆しもありました。
三重県尾鷲市では「幸せの朝日」が出現。これは蜃気楼(しんきろう)の一種で、その形から「だるま朝日」と呼ばれるほか、なかなか見られないため「幸せの朝日」とも呼ばれています。
そして東京。物価高でも年末は豪華に過ごしたい。値切り交渉に力が入った東京でした。







































