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防衛省は海上自衛隊の潜水艦のエンジン検査で不正があったとして、製造した川崎重工を一般競争入札に参加できなくする「指名停止」の処分にすると発表しました。
川崎重工は1988年から2021年までの間、納入したエンジンの燃費性能のデータを改ざんしていました。
不正があったエンジンは海上自衛隊が保有する潜水艦のほぼすべてで使われています。
防衛省は川崎重工に対して12月26日から来年3月11日までの2カ月半の間、指名停止の措置を取り、今後、金銭補償も求める方針です。
川崎重工を巡っては、海上自衛隊員へのゲーム機など私物の提供といった問題も明らかになっていて、防衛省は「川崎重工は不祥事が相次いでおり、大変遺憾に思う」とコメントしています。







