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日本銀行は2日目の金融政策決定会合を開いていて、およそ1年ぶりに利上げに踏み切る公算が大きくなっています。
日銀は、政策金利を30年ぶりの水準となる0.75%程度まで引き上げる見通しです。
現在、円相場は1ドル=155円台と円安傾向が続いています。
利上げを判断する背景には、この円安があります。
輸入品などの物価が高止まりし、想定よりも物価が上振れるリスクに対して、日銀内部では警戒感が出ています。
さらに、来年も堅調な賃上げが続くとの見方が広がっていることも利上げを後押しするとみられます。
高市政権は、補正予算が成立した直後のこのタイミングでの利上げに一部反対する意見はあるものの、物価高対策を最優先に掲げていることもあり、円安是正のため今回は容認するとみられています。
利上げは私たちの生活にも大きく影響します。
預貯金の利息は増えますが、政策金利に連動している変動型の住宅ローンは引き上げられることになります。
30年ぶりの金利水準は経験のない人も多く、丁寧な説明が求められます。
ただ、市場の関心はすでにこの先の利上げに向いていて、19日午後の植田総裁の会見で、どのような方針が示されるのか注目が集まっています。







































