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およそ2カ月にわたった臨時国会は17日、閉会します。与野党で対立した政治とカネや議員定数削減などは来年に持ち越されます。
衆参ともに少数与党でスタートした国会ですが、高い内閣支持率を背景に静かな会期末となりました。
連立相手の維新が最重視した議員定数削減は、与野党の協議会の結論をふまえることで合意し、実現には時間がかかる情勢です。
それでも“連立離脱”とは言わない維新を横目に、政府・自民は国民民主や公明との協力関係も深めておきたい考えです。
自民党 小野寺税調会長
「(高市総理からは)少しでも賛成が得られるように、しっかり最後まで詰めていただきたいという指示がありました」
来年度の税制改正で残る焦点となっているのが「年収の壁」です。
自民は、国民・公明と約束した通り178万円まで引き上げる案を示していますが、年収200万円以下を想定しているとみられ、調整が難航しています。
国民民主党 古川税調会長
「波は押したり引いたりだが、少しずつ潮は満ちているのかな」
自民党幹部は「最後は政治決断だ」と話し、来年の通常国会での協力も見据え、高市総理と玉木代表のトップ会談も模索しています。







































