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ロシアとの戦争終結に向けウクライナがアメリカ側に提示した新たな和平案に、ウクライナの2027年までのEU(ヨーロッパ連合)加盟が含まれているとイギリスメディアが報じました。
ウクライナがヨーロッパ各国と協議したうえでアメリカ側に提示した新たな和平案は、20項目の条件などからなるとされています。
イギリスのフィナンシャル・タイムズは12日、この和平案にウクライナが2027年までにEUに加盟するという条件が含まれていると報じました。
ウクライナがEUに加盟するには全加盟国の支持が必要ですが、これまでハンガリーが慎重な姿勢を示しています。
フィナンシャル・タイムズは関係者の話として、アメリカの支持が得られれば、トランプ大統領がハンガリーに対し拒否権の撤回を働きかけることができるとの見方を伝えています。
アメリカのニュースサイト「アクシオス」によりますと、新たな和平案を巡り、13日にもパリで高官級協議が行われるとされていますが、トランプ大統領は合意の可能性が高くなければアメリカ側は参加しないとしています。
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