秋田内陸線 列車が脱線転落　乗客おらず 運転士を救出

　北秋田市で秋田内陸線の列車1両が脱線・転落し、運転士1人がけがをしました。命に別状はありません。

　警察や消防によりますと12日午前6時50分ごろ、「車両が脱線し転落している」と、秋田内陸線の車両基地から通報がありました。

　事故は阿仁合駅を午前5時7分に出発した1両編成の列車で、北秋田市の荒瀬駅と萱草駅の間で発生しました。

　列車には乗客はいませんでした。

　50代の運転士1人が顔などにけがをしました。

　会話は可能で、北秋田市内の病院に搬送されています。

　この事故で角館と阿仁合駅の間は終日運転を見合わせる予定です。

　警察で事故が起きた原因を調べています。