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イスラエルの警察などが東エルサレムにある国連施設に強制的に立ち入りました。国連事務総長は「いかなる形の干渉も許されない」と強く非難しています。
国連によりますと、イスラエルの警察などは8日、東エルサレムにあるUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の施設に強制的に立ち入りました。
施設の屋根に掲げられていた国連の旗を降ろして代わりにイスラエルの国旗を掲げたほか、通信機器や家具などを押収したということです。
国連のグテーレス事務総長は声明で「この施設は国連の敷地内で不可侵であり、いかなる形の干渉も許されない」と述べ、無許可の立ち入りを強く非難しています。
また、UNRWAのラザリーニ事務局長は自身のSNSで、イスラエルの行動は「国際法への挑戦を意味する」と警鐘を鳴らしています。
ロイター通信によりますと、イスラエル警察は再三の警告にもかかわらず国連施設が税金を支払わなかったため、未払いの税金を回収するために建物に入ったと報道しています。
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