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ロシア・シベリアのイルクーツクで火力発電所が故障し、16万7000人以上が暖房のない生活を強いられています。夜間には氷点下32℃まで冷え込む見通しです。
イルクーツク州のアンガルスク市などは8日、非常事態を宣言しました。
ペトロフ市長によりますと、火力発電所の故障で16万7000人以上が暖房のない生活を強いられているということです。
地元メディアなどによりますと、学校や病院なども暖房がない状態だということです。
今週のアンガルスク市の気温は日中はマイナス11℃から22℃、夜間はマイナス32℃まで下がる見込みです。
ロシアの独立系メディアは30年間、公共事業を放置した結果だとして、プーチン政権に対して住民が怒っていると報じています。
ある住民は経済的に成功していると主張するプーチン大統領への皮肉として「素敵なプーチンの世界に移住するにはどうすればいいのでしょう?」などとSNSに投稿しているということです。
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