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アメリカのトランプ大統領はウクライナのゼレンスキー大統領がアメリカの和平案を読んでいないとして、「失望している」と述べました。
トランプ大統領
「正直言って、ゼレンスキー大統領が提案を読んでいないことに少し失望している。これは数時間前の状況だ。彼の側近は提案を気に入っているが、本人はまだだ」
トランプ大統領は7日、記者団に対し、ロシアとウクライナの戦闘を巡るアメリカの和平案についてゼレンスキー大統領が読んでいないとして、「少し失望している」と述べました。
さらに「ロシアはウクライナ全土を手に入れたいのだろうが、この和平案で問題ないはずだ。ゼレンスキー氏が納得しているかは分からない」と述べました。
和平案を巡ってはアメリカとウクライナの交渉担当者がフロリダ州で4日から3日間にわたって協議しましたが、領土問題や安全の保証で大きな進展はなかったとみられています。
アメリカのニュースサイト「ポリティコ」はトランプ大統領の長男のジュニア氏が7日、中東カタールのイベントで講演し、ウクライナの汚職問題などを批判したうえで、トランプ大統領が和平交渉の仲介から手を引く可能性に言及したと報じました。
ジュニア氏は「父のユニークな点は次に何をするか分からないことだ」と指摘したとしています。
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