警察官監視の病院から逃走　傷害・窃盗事件で勾留中の被告

　傷害事件などで起訴され勾留中の54歳の被告の男が、入院していた静岡県伊豆の国市の病院を抜け出し、逃走しています。

　伊豆の国市の順天堂大学医学部附属静岡病院から逃走しているのは、住居不定・無職の島田健太郎被告です。

　島田被告は5日午前1時15分から午前4時ごろの間に、入院していた7階個室の窓から逃げ出したとみられています。

　警察によりますと、警察官2人が交代でカーテン越しに監視していたということです。

　島田被告は9月、富士宮市のスーパーで食品を万引きし、呼び止めた警備員にけがをさせたとして傷害と窃盗罪で起訴され、勾留中の先月28日に箸で自分の腹を刺してけがをしたため入院していました。