木原官房長官「良好な関係が支持に」　ウナギの国際取引規制案が正式否決

　ワシントン条約の会議でウナギの国際取引の規制を強化する案が正式に否決されたことを受け、木原官房長官は「良好な二国間関係が多くの支持につながった」と評価しました。

木原官房長官
「（日本の主張を）最後まで政府一丸となって関係各国に丁寧に説明してきた。我が国との良好な二国間関係が多くの支持につながった」

　木原長官は、規制を強化する提案について「国際取引による絶滅の恐れのないニホンウナギが含まれるなど科学的根拠を欠いている」と改めて指摘しました。

　そのうえで、規制案を提出したEU＝ヨーロッパ連合をはじめとする関係各国とも協力し「ウナギ資源の適切な管理の充実に取り組む」と強調しました。