全国のインフルエンザの患者数「51.12人」　14週連続増加　感染拡大続く

　季節性インフルエンザの一つの医療機関あたりの全国の患者数は「51.12人」となり、全国的に感染が広がっています。

　厚生労働省によりますと、23日までの1週間に全国で報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり「51.12人」でした。

　前の週は「37.73人」で、1.4倍ほどになりました。

　患者数は14週連続で増えています。

　39都道府県が基準となる30人を超えて、警報レベルとなりました。

　最も多いのが宮城県の「89.42人」、次いで福島県の「86.71人」、岩手県の「83.43人」でした。

　厚生労働省は感染が拡大しないよう、うがいや手洗い、マスクの着用などを改めて呼び掛けています。