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神奈川県警は、県内での被害額が去年を上回り過去最多となった特殊詐欺への警戒や、年末年始にかけて増加が懸念される空き巣への注意を呼び掛けました。
神奈川県警の今村剛本部長は26日の定例会見で、県内で10月末までに確認した特殊詐欺の被害件数が1990件となり、被害額はおよそ98億円に上ることを明らかにしました。
被害額については、統計を開始した2004年以降、過去最悪となった去年1年間の総額をすでに30億円以上上回っています。
外国の電話番号を使い、警察官をかたって信用させたうえで金銭などを要求してくるケースが多いということです。
今村本部長は「必要のない方は国際電話番号からの着信を拒否することを推奨する」などと呼び掛けました。
このほか、最大9連休となる年末年始に向け、空き巣などの犯罪の増加が懸念されています。
空き巣の侵入はおよそ6割が窓からのため、窓に防犯フィルムを張るなどの対策をしてほしいと訴えました。
神奈川県警は12月15日から1月3日までの20日間、年末年始特別警戒を実施し、「見える」「見せる」「声かける」警察活動を展開し、犯罪を抑止するためパトロールなどを強化していくとしています。







































