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■老々介護 100歳母“殺害”か
近隣住民
「お母さんは全然出てこない、見たことない。ここ20年くらい前から寝込んだ状態だと思う」
渡部眞人容疑者(79)からの通報
「母を殺害した。介護に疲れた」
東京・町田市の住宅街。25日午後、79歳の渡部眞人容疑者は、2人暮らしをする100歳の母親・まさこさんの口元を押さえて、殺害した疑いが持たれています。
消防が駆け付けた時にも、2人は同じ部屋にいたそうです。
まさこさんは搬送先の病院で死亡が確認されました。
近隣住民
「介護も20年以上やっているんじゃないか。ここ何年かの間に(母親が)救急車で運ばれたりしていた。それまではそんなことはなかった」
老々介護の末の痛ましい事件…取材を進めると、眞人容疑者の人柄が見えてきました。
近隣住民
「自治会の副会長をずっとやっていて、とてもいい人だって」
「すごく良い人、優しいし。人に何だかんだ言う人じゃないから。真面目で一生懸命やってくれてどうのこうの言われる人じゃないからまさかこんなことになるとは」
ただ一方で、知人によると、自治会の仕事をやめてからは、地域とのつながりがなくなったそうです。
近隣住民
「私も3日くらい前に会っているんだけどね」
「(Q.その時はどんな様子だった?)全然普段と変わらない」
「(Q.切羽詰まっていた?)全然そんな感じはなかった」
どうすれば、老々介護での孤立を防ぐことができるのでしょうか。
淑徳大学 社会福祉学 結城康博教授
「介護する側、家族介護者も抱え込まないこと。すべて1人でやらない。地域包括支援センターに相談に行くということは介護のことを聞くのも大事ですし、決して自分だけで抱え込まずに色んな人のアドバイスを受け入れることがこういう事件を未然に防ぐポイント」







































