高市政権発足後初の「政労使の意見交換」 総理が企業に協力求める

高市政権発足後初の「政労使の意見交換」 総理が企業に協力求める

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 高市政権発足後、初めてとなる「政労使の意見交換」が行われ、高市総理大臣は物価上昇に負けない賃上げの実現に向け、企業などに協力を求めました。

高市総理大臣
「一昨年、昨年の水準と遜色のない水準での賃上げ、とりわけ物価上昇に負けないベースアップの実現に向けたご協力を心よりお願いいたします」

 高市総理は、連合や経団連などに対しこう述べたうえで、政府も賃上げの定着に向けた環境整備に取り組む姿勢を示しました。

 また、地方にも賃上げを波及させるため、今年もすべての都道府県で企業や労働組合と意見交換を行うと明らかにしました。

 会議に出席した連合の芳野会長は来年の春闘に向け、政労使が「同じ方向を向いていることが確認できた」とし、3年連続での5%台の賃上げを目指していくと強調しました。