大分市 大規模火災 発生から2日 鎮火のめど立たず

大分市 大規模火災 発生から2日 鎮火のめど立たず

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 18日、大分市で起きた大規模火災は現在も鎮火のめどは立っていません。

 火災があった現場で19日まで上がっていた煙は、今は確認することができません。

 ただ、ここから1キロ以上離れた無人島・蔦(つた)島では、まだこの時間も白い煙が上がっています。

 防災ヘリによる消火活動が続けられていて、特にお墓の上辺り、寺が焼けてしまった付近を中心に水がかけられていました。

 そして、20日朝、漁師が船に乗って魚をとっていました。このように佐賀関の名産であるアジやサバの漁に向かう船の姿がありました。

漁師
「同級生もいるし、皆焼け出された。可哀想に」
「あんな火事があってほとんど漁師は休んでいる、きのうは」

 現場では今、規制線が張られていて中に入ることができないが、警察の立ち会いがあれば一時的に中に入ることができるということです。住民が自宅に荷物を取りに行く、そんな姿もありました。ただ、なかには家が焼けてしまって入れないという人もいました。

 市によりますと、建物の被災状況を確認することができないということですが、航空写真を使って状況を判断し、住民の申請があれば罹災(りさい)証明を発行できる準備はできているということです。