新米の収穫量見通し 微減の746.8万トン 「ほぼ想定通り」

新米の収穫量見通し 微減の746.8万トン 「ほぼ想定通り」

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 農林水産省は2025年産の主食用米の収穫量の見通しが9月時点の調査とほぼ同じ約747万トンになると発表しました。

 農水省によりますと、10月25日時点の収穫量の見通しは746万8千トンでした。

 一部の地域で大雨やカメムシの被害がありましたが、9月時点の調査と比べて9000トンの減少にとどまりました。

 2025年産米はすでに98%の刈り取りが終わっていて、最新の収穫量の見通しは「ほぼ想定通り」としています。

 また、今回の調査では高温やカメムシなどによる品質への影響が初めて公表されました。

 高温によって生じる「白未熟粒」の比率は全国では3.7%でしたが、より高温傾向の強かった東海や西日本では、他の地域と比べて高い結果となりました。

 農水省はこの結果について、「現場からは今年はそこまで悪くないと聞いている」としています。