78 回視聴・5 時間前
9日、政治団体「NHK党」の党首・立花孝志容疑者が逮捕されました。今回の逮捕を受けて亡くなった元兵庫県議の妻が午後に会見をひらき、「今はほっとしている」と話しました。
立花容疑者を刑事告訴していた竹内元県議の妻は現在、会見を行っています。
妻は会見のなかで立花容疑者の逮捕について、「不安や心配もあったが、今はほっとしている」と語りました。
告訴の背中を押してくれた人や捜査関係者への感謝の言葉が並びました。
そして同席した代理人弁護士は「立花氏を絶対に許すことができない」という妻の思いが告訴に至った一番の理由だと語りました。
県警関係者はこれまで我々の取材に対して、この名誉毀損事件、特に「被害者が亡くなった後の名誉毀損事件」の立件については、「前例がなく、ハードルが非常に高い」と口をそろえてきました。
中には「まさか逮捕するとは。非常に驚いた」と話す警察関係者もいます。
ハードルが高いなかでも県警の捜査2課は、立花容疑者に対し、これまでに複数回の任意聴取を重ねてきて9日、逮捕に踏み切りました。
一般的には「在宅捜査」という選択肢もありますが、立花氏については逃亡や証拠隠滅の可能性があるとして、身柄を拘束したとしています。
立花容疑者はおととし別の事件で有罪判決を受けていて、現在、執行猶予中の身でした。
そのため警察もより慎重に捜査を尽くしたとみられています。
今後、立花氏を起訴して有罪判決につなげられると判断したことから、警察は逮捕に踏み切ったものとみられます。
