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水槽を泳ぐ「オオウナギ」。台の上にはコオロギがいます。次の瞬間、ウナギは狙い鋭く、台によじ登り、獲物を飲み込んでしまいました。
東京大学らの研究チームは、ウナギが水中だけでなく、陸上でも狩りを行うことを初めて明らかにしました。
東京大学 脇谷量子郎特任准教授
「(ウナギは)魚類の中において、皮膚呼吸の能力が高いことで知られる。そのスペックを持っているがゆえに、(陸上に出る)躊躇(ちゅうちょ)があまりないのではないか」
オオウナギは海で生まれますが、その後、川を遡上(そじょう)するものもいます。水陸両方で狩りをすることで、さまざまな環境で生き残ることが可能になったとみられます。
脇谷特任准教授
「川の中(上流)に入っていきますと、栄養は乏しくなっていきます。餌(えさ)の面では苦労しますが、ライバルが少なくなります。ウナギの仲間のひとつの戦略といいますか。(ウナギが)淡水に入った秘密じゃないかと考えています」
下流よりも上流にいるウナギの方が、陸上の餌を多く食べていたことが分かりました。他のウナギも陸上で狩りをしているとみられます。
(「グッド!モーニング」2025年11月9日放送分より)







































