北海道は広く雪となり、本州も各地で紅葉の見頃を迎えています。紅葉の名所では、さまざまなオーバーツーリズム対策を立てながら観光客を迎えています。
■紅葉狩りシーズン 各地に観光客
雪が舞う街を行く、冬の風物詩・ササラ電車。広く雪が降った北海道、除雪車が初出動です。
夜が明けると、しっかり積もった雪にイチョウが舞い落ちます。今季初積雪となった札幌。長く厳しい冬の訪れです。
除雪する人
「朝起きたら20センチも降っててびっくり。今年初めての大雪なので、もう息切れてます」
冷え込みが強まった列島。瀬戸内海に浮かぶ小豆島では、サツマイモの収穫祭です。
南下する紅葉前線は都内にも。水面に黄金色の木々が映し出され、秋晴れの空と赤く色付く木々の下、門出を迎える2人。
子どもは紅葉の絨毯(じゅうたん)に囲まれ、誕生日を迎えます。
紅葉はまだ3割程度。来週になれば、さらに色付くそうです。
「グラデーションがすごくきれい」
富士五湖の一つ、山梨・河口湖。標高が高い湖畔は見頃を迎え、紅葉祭りは多くの人でにぎわいます。
オーストラリアからの観光客
「YouTubeでおすすめされてたから来ました。晴れてるし、きれい。秋に来られて良かった」
東京からの観光客
「土曜日だし、このシーズンだから混むかなとは思っていました」
行楽シーズンを迎え、課題となっているのが、人口3万足らずの街に45万人が訪れる「オーバーツーリズム」です。
北河口湖観光協会 大町悦章さん
「海外の方は日本の交通ルールにまだなじんでいないというのもあり、渋滞したりとか」
今年から、こんな対策が打ち出されました。メインの紅葉回廊以外にも桜並木まで範囲を広げ、ライトアップ。さらに期間も10日ほど延長し、混雑を分散化する狙いです。
大町さん
「もみじ回廊に集中して来るところを少し分散化している。来年以降も拡張しながら、皆さんに協力してもらいながら進めていきたいと思います」






































