タワマン引渡し前の「転売」で手付金没収へ 三井の新築物件 投機抑制へ

タワマン引渡し前の「転売」で手付金没収へ 三井の新築物件 投機抑制へ

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 マンションを買った人が引き渡しの前に転売しようとした場合に手付金が没収される異例の仕組みを三井不動産レジデンシャルが初めて導入したことが分かりました。

 対象は東京・中央区に2028年に完成予定の48階建てのタワーマンション「セントラルガーデン月島ザタワー」です。

 三井不動産レジデンシャルなどによりますと、購入希望者に対して引き渡し前の売却を禁止するメールを送りました。

 転売しようとした場合に数千万円程度とみられる手付金を違約金として没収し、売買契約を解除することがあるということです。

 投機目的の購入者が増えることで価格が高騰し、居住目的の人が買えなくなるのを防ぐ狙いがあります。

 マンションには約160戸の1次募集に対して1300件の購入希望が寄せられました。