埼玉栄高校 車横転死亡事故　運転の少年（17）を書類送検

　去年11月、さいたま市の高校のグラウンドで軽自動車が横転して男子生徒が死亡した事件で、運転していた少年（17）が書類送検されました。

　当時、埼玉栄高校の2年生だった少年は去年11月、高校のグラウンドで軽自動車を運転して横転させ、助手席に座っていた同級生の男子生徒（当時17）を死亡させたなどの疑いが持たれています。

　警察によりますと、少年は「過去にも何度か運転した」「スリルを味わうために運転した」などと話しているということです。

　事故を起こした車は学校が管理していますが、警察は数年間で延べ数十人の生徒が運転していたとみて車の管理状況についても調べています。

　死亡した男子生徒の遺族は「保護者としては安心して寮に預けていて学校を信じていたので、強く裏切られたと感じています。日が経つごとに、その憎しみは大きくなってきています」などとコメントしています。