9月の有効求人倍率1.20倍 前月と同水準 卸売・小売業で求人減 最低賃金影響か

9月の有効求人倍率1.20倍 前月と同水準 卸売・小売業で求人減 最低賃金影響か

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 厚生労働省は9月の有効求人倍率について、前の月と同じ1.20倍だったと発表しました。

 厚労省によりますと、仕事を求める人1人あたりに何件の求人があるかを示す有効求人倍率について9月は1.20倍となり、前の月と同じでした。

 また、新規の求人数は前の年の同じ月と比べて3.2%の減少となり、産業別では卸売・小売業、情報通信業、飲食業などが低下しています。

 厚労省は「過去最大となる最低賃金の引き上げ幅が示されて様々な産業で求人の更新に慎重になる声などが聞かれた。今後の動きを注視したい」とコメントしています。