内戦続くスーダン 民兵組織が病院襲撃 国軍最後の主要拠点制圧で国土が二分の懸念も

内戦続くスーダン 民兵組織が病院襲撃 国軍最後の主要拠点制圧で国土が二分の懸念も

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 内戦が続くアフリカ・スーダンで国軍の主要拠点を制圧した民兵組織が病院を襲撃するなど犠牲者が増え続けています。

 スーダンで救護活動にあたる医師らの団体は29日、民兵組織「RSF」が西部のダルフール州でわずか3日間で民間人1500人を殺害したと明らかにしました。

 病院を襲撃し、患者やその家族を銃撃したとの報告もあります。

 WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は「医療機関への攻撃は無条件で停止されなければならない」と声明を出しました。

 これに対し、RSFの司令官は調査委員会を立ち上げ、違反行為を調べることにしたと表明しています。

 内戦が続くスーダンではRSFが27日に国軍にとって最後の主要拠点ダルフール州のファシェルを完全制圧したと発表していました。

 アルジャジーラによりますと、東部で支配的な国軍と西部を拠点とするRSFによって国土が二分されることが懸念されています。

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