アンカー・ジャパンに行政指導 モバイルバッテリーなどこれまで100万台リコール

アンカー・ジャパンに行政指導 モバイルバッテリーなどこれまで100万台リコール

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 国内最大シェアのアンカー・ジャパンに経済産業省が行政指導を行いました。アンカー・ジャパンはモバイルバッテリーなど合わせて100万台リコールを発表しています。

■国内外で相次ぐバッテリーの発火

 真っ赤な炎に包まれる機内の荷物棚。

中国のSNSから
「消火器!消火器!」

 中国から韓国へと向かう、上空での出来事でした。

中国のSNSから
「何が燃えているの?まだ爆発している」

 原因となったのは、乗客が持ち込んだリチウムバッテリー。日本でも同様の被害が起きています。

「近寄らないでくださいね」

 消防士の呼び掛けとともに、けたたましく鳴り響く警報音。

 先月、東京・杉並区では、モバイルバッテリーが原因とみられる火災で住宅が焼け、男女8人がけがをしました。

火元の上の階の住人
「目の前真っ白で何も見えなかった。もう充満していたので」

 国内外で相次いで起きている、バッテリーの発火。いずれもメーカーは明らかになっていませんが…。

 21日、アンカー・ジャパンは、2022年12月から販売していたモバイルバッテリーや電池を内蔵したスピーカー、合わせておよそ52万台の自主回収を発表。

 これまでのリコールと合わせるとおよそ100万台に上ることから、経済産業省は、モバイルバッテリーの販売事業者へ初となる行政指導を行いました。

(「グッド!モーニング」2025年10月23日放送分より)