スルメイカが全国的に豊漁、北海道では自主休漁 函館は不満「まだ去年の6割」

スルメイカが全国的に豊漁、北海道では自主休漁 函館は不満「まだ去年の6割」

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 函館では6月に始まったスルメイカ漁。水産庁が資源保護のために定めた今年度のスルメイカの漁獲枠は全国で4900トンです。

 しかし、全国的な豊漁の影響で漁獲量は5844トンとすでに1000トン近く超えています。

 「北海道いか釣漁業協会」は22日から自主休漁を決定しました。

函館市漁協 滝川久市組合長
「函館市漁協では、去年の6割くらいしかまだ水揚げしていない。あしたから休めてと言われたら、本当に死活問題」

スルメイカ漁師
「先が見えない。いつまで休むのか」

 函館では本来、来年1月末まで漁をすることができたはずでした。

 観光客にも人気な函館のスルメイカ。イカ釣り漁船の休漁を受けて、釣り堀ではイカをエビに変えることを検討しています。

 水産庁は、小型イカ釣り漁船に対する漁獲枠について「さらなる追加配分は難しい」と説明しています。

(「グッド!モーニング」2025年10月23日放送分より)