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核開発問題を巡り、先月、国連の制裁が科されたイランが中国、ロシアとともに2015年の「イラン核合意」の終了を宣言しました。
イランのアラグチ外相は18日、国連事務総長宛の書簡を公開し、2015年に合意した包括的共同作業計画(JCPOA)、いわゆる「イラン核合意」の終了を中国、ロシアと連名で発表しました。
「イラン核合意」は2015年にイランと国連の常任理事国5カ国、ドイツ、ヨーロッパ連合の間で合意され、2015年の10月18日に発効しました。
2018年に当時の第1期のトランプ政権が離脱を表明してイランへの制裁を復活し、翌年の2019年にはイランが履行義務の一部停止を発表しました。
先月、ヨーロッパ3カ国が主導してイランに対する国連の制裁が再び発動されました。
この、いわゆる「スナップバック」も「イラン核合意」の中で定められていて、発効から10年後を発動できる期限としていました。
イラン側は「スナップバックの試みには法的、手続き的な欠陥がある」としていて、有効ではないと主張したまま「核合意」の終了を発表したことになります。
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