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台風22号と23号が相次いで直撃した東京・伊豆諸島の八丈島では、14日朝から復旧作業が進められています。
(社会部・屋比久就平記者報告)
台風23号が過ぎ去った、14日の八丈島は青空が広がっています。
市街地では、朝から家の片付けを行うなど、住民の人々が復旧に向けて動き始めていました。
しかし、私が今いる場所から5キロ先にある末吉地区では、住民の皆さんがまだ復旧作業を始められずにいます。
末吉地区では先週、台風22号が直撃した際に土砂崩れが発生するなど大きな被害が出ました。
そのため、町は台風23号に備えて11日に「住民避難指示」を発表し、住民の人々は町の中心地にある避難所に避難しました。
現在も避難指示が継続しているため、住民113人が今も避難所での生活を余儀なくされています。
一日も早い復旧に向けて土砂崩れで陥没した道路を修復するため、朝から工事車両が続々と入って作業が行われています。
しかし、電気や水道といったインフラが未だ寸断されているため、避難している住民は「家に戻れてもまだまだ生活の再建が見通せない」と話していました。