台風23号が最も接近している東京・伊豆諸島の八丈島の様子を伝えてもらいます。
(社会部・屋比久就平記者報告)
ホテルの屋根がある安全な場所から報告しています。13日午前2時ごろから徐々に強まっていた雨風ですが、30分ほど前からより一層、強さを増しています。
先ほどまで外が暗くて様子が確認できなかったのですが、日が昇り始めたことで、強風にあおられて左右に激しく揺れる木々の様子が確認できます。
また、雨も強く吹き付け始めていて、台風が接近していることを実感します。
先日、台風22号が直撃してから島内では災害廃棄物の回収が始まったほか、停電や断水が一部地域で解消されるなど、住民同士で協力しながら徐々に復旧に向けて動き始めていました。
しかし、正にそうしたタイミングで、台風23号が直撃しようとしているため、住民の多くが「台風に慣れているとはいえ、ダメージを受けているなかで次の台風が来るのはさすがに心配だ」と話していたのが印象的でした。
荒れた天気は昼ごろまで続くとみられていて、住民の皆さんはこれから不安な朝を迎えようとしています。