高速道路457カ所に土砂災害の危険 うち290カ所はリスク把握せず

高速道路457カ所に土砂災害の危険 うち290カ所はリスク把握せず

 高速道路は災害時に「緊急輸送道路」に位置付けられていて、防災能力の向上が求められています。

 会計検査院によると、土石流などが懸念される「危険箇所」が高速道路で457カ所あり、そのうち290カ所は高速道路側がリスクを把握していなかったことが分かりました。

 2023年までの5年間で、道路内に土砂が流入した事例は13件あり、このうち12件はリスクが把握されていない場所でした。

 会計検査院は高速道路3社に向け、対策を講じるよう求めています。

(「グッド!モーニング」2025年10月12日放送分より)