非常に強い台風22号が8日夜にも伊豆諸島に接近することを受け、林官房長官は住宅が倒壊するような猛烈な風が吹く恐れがあるとして早め早めの行動を取るように呼び掛けました。
林官房長官
「瞬間的には一部の住家が倒壊するような風速70メートルの猛烈な風が吹く恐れがあり、暴風波浪の特別警報を発表する可能性があります。早め早めに自らの命を守る行動を取っていただくようにお願いをいたします」
政府は官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し情報収集を進めていて、林長官は「緊張感を持って対応にあたる」と強調しました。
また、風が強まる前に頑丈な建物の中に移動し、屋内でも窓から離れるなど「暴風に厳重に警戒してほしい」と呼び掛けました。