東急田園都市線で列車同士が衝突し脱線した事故について、林官房長官は原因究明と再発防止策の検討を指示したことを明らかにしました。
林官房長官
「こうした事故が発生したことを重く受け止め、本日、東急電鉄に対しまして原因究明と再発防止策の検討を指示するとともに運輸安全委員会が事故現場における調査を実施しているところでございます」
また、安全を確保することは「鉄道事業者にとって最も重要な使命だ」と述べ、事故原因の報告を踏まえ、東急電鉄に対し必要な指導を行うと説明しました。
田園都市線では5日午後11時すぎ、梶が谷駅に向かう上りの普通列車が停車していた回送列車に衝突し、上下線ともに運転を見合わせています。
国の運輸安全委員会は事故調査官2人を現地に派遣し、詳しい原因などを調べています。