衝突事故により運転を見合わせている東急田園都市線の沿線では影響が続いています。渋谷駅から報告です。
(社会部・西平大毅記者報告)
駅からすぐ近くのバス停では、主に世田谷区や目黒区内への通勤客らが朝から長い列を作っていましたが、正午前に列は短くなってきました。
東急バスの係員らによりますと、通勤客らの列は一時1000人を超えましたが、通勤ラッシュの時間帯が過ぎたことに加え、バスの行き先を変更して振替輸送先を増やすなどの対応を取ったためだということです。
一方で、このまま運転見合わせが続けば、帰宅ラッシュの際にまたバス停やタクシー乗り場などが混雑する可能性があります。
20代の会社員は「行きは家を早く出ることができるが、帰りは仕事次第で時間は調整できない。長い一日になるかもしれない」と、ため息混じりに話していました。
通勤客らからは一刻も早い運転再開を望む声が聞かれます。