アメリカのトランプ大統領はガザでの和平案に対し、イスラム組織ハマスが回答したことを受け、平和の実現に「非常に近づいている」と期待感を示しました。
アメリカ トランプ大統領
「きょうは大きな一日だ。どういう結果になるか見守ろう。戦闘の終結と中東の平和を願い、すべての人が団結し、その実現に非常に近づいている」
トランプ大統領が示したガザでの戦闘終結に向けた和平案について、ハマスは必要な条件を満たすなら人質解放に応じるとし、仲介国を通して交渉を始める用意があると回答しました。
また、ガザ地区の統治をパレスチナ人による独立した機関に引き渡すことも受け入れるという事です。
これを受けてトランプ氏は平和の実現に「非常に近づいている」と評価し、「最終的な合意をしっかりと固めなければならない」と訴えました。
また、人質を安全に救い出すため、イスラエルに対してガザでの空爆を直ちにやめるよう求めました。
トランプ氏はハマスに対し、日本時間の6日午前7時までに回答するよう期限を示し、「最後のチャンス」だと圧力を加えていました。
ただ、ハマスの回答には和平案で求めている武装解除について言及しておらず、イスラエル側の対応が注目されます。
This programme includes material which is copyright of Reuters Limited and
other material which is copyright of Cable News Network LP, LLLP (CNN) and
which may be captioned in each text. All rights reserved.
