ウクライナのゼレンスキー大統領は、南部ザポリージャ原発の外部電源が1週間にわたり喪失しているとして「かつてない緊急事態だ」と危機感を示しました。
ロシアが占拠するザポリージャ原発では、23日からすべての外部電源が失われた状態が続いていて、侵攻開始以降、外部電源喪失の期間としては最長となっています。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「ザポリージャ原発で緊急事態が発生して7日だ。前例がなく状況は危機的だ」
ゼレンスキー大統領は30日、一部の非常用発電機が停止したと明らかにし「ロシア軍の攻撃が復旧を妨げている」と非難しました。
IAEA＝国際原子力機関のトップは「差し迫った危険はないが、明らかに持続可能な状況ではない」と指摘しています。
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