ヨーロッパでロシアのドローンによる領空侵犯が相次ぐなか、NATO(北大西洋条約機構)のルッテ事務総長が「ドローンの壁構想は必要だ」と述べました。
NATO ルッテ事務総長
「『ドローンの壁』構想は、非常に優れたアイデアだと思う。なぜそれが重要なのか?まず第一に、私たちは自分たちの空を安全に保たなければならないからだ」
ルッテ事務総長は先月30日、EU(ヨーロッパ連合)との会合前に会見し、ロシア国境の空域を常に監視し、ドローンの侵入を検知する「ドローンの壁」構想について「必要なもの」との認識を示しました。
また、先月にポーランドやルーマニアで相次いだロシアのドローンによる領空侵犯について「無謀であり、容認できない」と非難しました。
EU加盟国の首脳らは今月1日にコペンハーゲンで開かれる非公式会合で「ドローンの壁」構想などについて協議します。
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