セグロウリミバエ不妊虫の本格放飼開始

セグロウリミバエ不妊虫の本格放飼開始

本島北部を中心に農作物に被害を与えるセグロウリミバエの根絶に向けて、県は、本格的な放飼の対策を始めました。

セグロウリミバエは主にウリ科の農作物に寄生し腐らせるなどの被害をもたらす害虫で、県によりますと2024年3月に初めて確認されて以来、本島北部や中部、それに周辺の離島など、県内19の市町村で確認されています。

県は、根絶に向けて名護市の「屋我地島」で不妊虫をさなぎの状態から成虫にして大量に放つ本格的な対策を始めました。

およそ3万匹の不妊虫のさなぎが入った3つのかごを、それぞれ木の枝に設置する作業が行われました。

県では今後、地元の市町村と調整をしてカゴの設置箇所を増やしていく方針です。

元記事はこちら