#IMAGINEおきなわ vol.15 どう継承?お墓のこれから

#IMAGINEおきなわ vol.15 どう継承?お墓のこれから

今を生きる私たちが、沖縄の未来を見ていくシリーズ「IMAGINEおきなわ」。きょうのテーマは、お墓です。
ちょうど今の時期、清明で出かけた人も多いのではないでしょうか。沖縄には、今も暮らしの中に「お墓」にまつわる年中行事や風習が根付いていますが、その一方で、後継者がいないため、お墓が放置され無縁墓となってしまうケースも少なくありません。
お墓をとりまく状況が大きく変化するなか、今回は、急増しているの「墓じまい」の現場や、永代供養を選択した人々を取材しました。
人の背丈以上に伸びた雑草。よくみると、ここはお墓。後継者がいないなどの理由で、放置され「無縁墓」となるケースは後を絶ちません。そうした中、存在感を強めているのが、お墓の永代管理です。
那覇市は、市民を対象とした共同墓を運営。永代管理の合葬室は、およそ2万体の受け入れが可能です。お墓をどうするか検討中の人も多く、遺骨を5年間預かる納骨室は、すでに7割以上が埋まっています。