今を生きる私たちが沖縄の未来を見ていくシリーズ「IMAGINEおきなわ」です。今年2月にこの本のことを1度ご紹介したんですが(#IMAGINEおきなわ vol.55 明るい未来つくる「夢の本」沖縄ドリームプロジェクト)はい、今回はこの本が繋いだある縁について取材しました。
この本に登場する人々は皆自分の「夢」について語っているのですが、その夢を未来に託すための取り組みが始まったのです。めでたい席などの冒頭に踊られる「かぎやで風」を披露しているのは琉球舞踊家の嘉数道彦(かかず・みちひこ)さん。5月。嘉数さんは、うりずんの風が心地よい多良間島にやって来ました。
嘉数さん「皆さんこんにちは」
多良間村立中学校を訪れた嘉数さん。全校生徒の前で『「好き」から始まる自分の夢の見つけ方』というテーマで話し始めました。
嘉数さん「私の「好き」なものは組踊という沖縄の芸能です。そのスタート地点はおばあちゃんと一緒に見た沖縄芝居。40年、琉球舞踊をやっています。」