今を生きる私たちが未来の沖縄を考える「IMAGINEおきなわ」です。ここ数年で、すっかり島の住民として様々なところで暮らす外国人、なかでもネパールの人が沢山いますよね。そんなネパール人の皆さんを地域で暖かく迎えようという自治会の取り組みを取材しました。
困ったことや不安なことはありませんか?聞かせて欲しい。どこの国の人でも地域に暮らす人はみんな、地域で支えて暮らしてゆきたい、ここは『いちゃりばちょーでー』の島なのだから。
日曜日の早朝。豊見城市、上田山川(うえた・やまがわ)集会所にやって来たのは自治会長の仲程さん。仲程さんはこれまで、地域で買い物が困難なお年寄りを助けるための移動スーパーを誘致したり、子ども達が楽しいひとときを過ごせるように様々な企画を開催してきました。そんな仲程さんには少し前から気になっていることが。
仲程さん「うちの地域に、ここ数年前からネパールの人が歩いているのを見かけて、この人たちって一体どこで何している人なんだろうって」
話を聞いてみると、近所にある「おもと会 大浜第二病院」で働くネパール人だとわかりました。