復帰50の物語 第12話 写真家の歩んだ50年

復帰50の物語 第12話 写真家の歩んだ50年

シリーズでお伝えしています「復帰50の物語」。埋め立て工事が進む辺野古・大浦湾の海を中心に写真家、そして船長として活動する男性がいます。コザ生まれの彼の目に映る復帰50年とは。
牧志さん「人間は海に育まれて、海から生まれてきた、海から芽生えてきた命。その海に人間は畏敬の念をもつのと感謝をもつのを忘れたら人間はおしまいじゃないかと思う、そういうのが全部人間にしっぺ返しで帰って来る」
原型をとどめず大破したオスプレイの衝撃的な姿。そのすぐ近く、大浦湾のまるで竜宮城と見まごうばかりの美しいサンゴや魚たち。埋立工事が始まって以降の、変わり果てた海のようす。そのなかでも行われた命の営み、サンゴの産卵。
辺野古の新基地建設を止めようと、抗議の声をあげ続ける市民たち。今なお押し付けらている過重な基地負担の現状を「海」という視点から捉えています。
牧志さん「海から生まれてきた我々が海を忘れちゃいけない」