シリーズでお伝えしています「復帰50年」。きょうは復帰後50年を地図、とくに大きく変動した沖縄本島中南部を中心に考えます。「GIS」という地理情報システムを元に沖縄の地形を研究している男性に詳しく話をききました。
4月上旬。旧暦で3月3日のこの頃、潮の引いた浅瀬では「浜下り」を楽しむ人々の姿が見られます。
夫婦「ティラジャーとか、大当たりクモガイとか。楽しかったです、でももっと前はもっともっといっぱいでしたよ。(小さい頃と変わった?)変わってるかなとは思いますけど、でも海きれいですからね。このきれいさは変わってないかな」
しかし、沖縄本島、特に中南部では、この50年でこのような「浜下り」が出来る「イノー」と呼ばれた浅瀬は殆どが姿を消しました。埋め立てによる開発などで地形は大きく様変わりしたのです。
渡邊さん「この道がちょうど埋立の境目位(だったんでしょうね)昔の海岸線のあとに立っている。古いから、どうしても道路がまだ狭くて」