復帰50の物語 20話「与論・沖縄をつなぐ海の上の絆」

復帰50の物語 20話「与論・沖縄をつなぐ海の上の絆」

1カ月前、かつてアメリカ軍統治下にあった沖縄と日本を隔てる国境となった北緯27度線の上で、復帰運動当時の海上集会が再現されました。復帰50の物語、第20話のきょうは、今もつながる与論と沖縄の絆を取材しました。
国頭と与論・・・海を隔てて20キロ。かつて海の上にひかれた見えない国境、北緯27度線で求めた沖縄の返還。それは受け継がれる、4月28日の歴史。
青山恵昭さん「1953年の12月25日に奄美は、日本復帰を果たしたですね。沖縄とは分離されたわけです。それで、与論島と国頭村の間に国境がひかれたですね。北緯27度線という国境がひかれたんです」
この日を特別な思いで迎えた人がいました。
青山恵昭さん「私の母と父は台湾で結婚して、私が生まれたんですね。国頭村と与論の出身のハーフなんです、私は」