政府が「南西シフト」として進める自衛隊配備や有事の際の問題などについて考える「沖縄と自衛隊」。2回目の今回は「反撃能力の県内配備」と題して、沖縄への自衛隊のミサイル配備について見ていきます。去年12月に政府が閣議決定した安全保障関連3文書で、日本が「反撃能力」を持つことが打ち出されました。
しかし、実際にミサイル配備が進んでいる地域からは、懸念の声も上がっています。
沖縄本島から西におよそ300キロ離れた宮古島。
塚崎記者「自衛隊の保良訓練場にきています。住宅地から数百メートルの場所に弾薬庫が二つ設置されているのが確認できます」
宮古島市中心地から離れた、自衛隊保良訓練場。訓練場内に設置された弾薬庫には2021年11月、ミサイルの弾薬がすでに運び込まれています。