沖縄と自衛隊(20) 2023年の自衛隊と県民 進む民間使用と日米一体化

沖縄と自衛隊(20) 2023年の自衛隊と県民 進む民間使用と日米一体化

政府が南西シフトとして進める自衛隊配備や、有事の問題などを考える「沖縄と自衛隊」です。きょうは、今年・2023年の動きを振り返るリポートです。
南西シフトでは、3月に石垣駐屯地が開設され、先島地域でのアメリカ軍との共同訓練も活発に行われた一方で、民間の港や空港を自衛隊が使用した事例が目立ったのも今年の特徴でした。
アメリカ軍との連携や、民間施設の使用を軸に、この1年間の沖縄と自衛隊をまとめました。
中山石垣市長「奄美以南の南西諸島の防衛の形が、石垣島が最後になりましたけれどもこれで形が整った」
今年3月に開設された石垣駐屯地。政府が防衛上の「空白」を強調して進めた、与那国島・石垣島・宮古島での「南西シフト」に伴う陸自配備は、一つの区切りを迎えました。